フォレックスパン・S
国家検定合格品
お待たせしました!
フォレックスパン・Sが、国家検定品として再登場!
特徴
北は北海道から南は九州、沖縄まで…。
日本の風土に適した、全天候型の消火性能を持ちます。
フォレックスパン・Sは、木材、繊維、紙、プラスチック、タイヤ等、一般火災用に開発され、国内は問わず、海外でも数多くの消火実績を持ちます。
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少ない消火用水でOK。水損防止に寄与します。
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わずか、0.1-1%の混合比率で低コスト。
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環境にやさしい消火薬剤です。
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10年間の長期保存でも消火性能は変わりません。
(但しコンテナーキャップ解放後、変質することもありご注意ください。)
仕様
容量 | 20L |
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型式 | 合成界面活性剤泡(A火災用泡消火薬剤) |
型式番号 | 泡第23~8号 |
クラスA泡消火システム
クラスA泡消火システムは、弊社によって1998年の国内における本格的な発売以来、これまで数多くの消防隊にご採用頂き、実際の消火現場でその機能を評価頂いています。
YONEは、この分野における優れた技術を持つ欧米の技術提携会社、及び自社開発により消火泡剤・混合システム・放水機器等をご提供して参りました。
クラスA泡消火剤とは
一般の住宅火災、即ち木材・繊維・紙の他、プラスチック・タイヤ等の火災をクラスA火災と呼び、これに効果を発揮する泡消火剤をクラスA泡消火剤と呼びます。一方ガソリン・灯油など液体燃料火災に対応する消火剤をクラスB泡消火剤と呼びます。
クラスA泡消火剤にはどんな特徴があるの?
水のみによる消火の場合
火災の熱を冷却する作用のみが得られます。
即ち、水は大きな水滴となり一部は可燃性表面に留まり熱を吸収することが出来ます。
しかしながら、表面に留まるのは10%のみで90%は流れ落ちてしまい、その結果無駄な放水による水損を引き起こします。
水+泡による消火場合
クラスA泡濃縮液は、簡単に言えば食器洗いの洗剤と同じで可燃物の表面張力を減らします。
一旦水に加えられ放射されると、その水溶液は大変多くの泡粒となってその表面積を大きくして、より早い熱吸収を助けます。
例えていえば、コップ一杯の水を冷やすのに氷一個の固まりを入れるよりも、これを砕いて入れたほうが早く冷やせるのと同じです。
同時に、水滴を小さくする事そして表面張力を減らす事は、可燃物の中に早く、深く浸透して結果として多くの湿度を保たせる事が出来ます。
又、泡溶液は放水の結果として発生した蒸気でシッカリとしたヴァリアをつくり、可燃物と酸素を遮断して火災の炎に対して優れた防護機能を発揮するのです。
最後に、水のみの消火と違い、壁面に放射された泡のほとんどは壁面に留まって上記の機能を保ちます。
クラスA泡消火剤の、環境に対して影響は…?
例えばクラスA消火剤フォレックスパンSは、現在国内のみならず欧米及びアジアオセアニア各国で最も多くの使用実績のを持ちますが、過去十数年来使用されてきた結果、正しく使用されれば、最も環境影響の少ない泡消火剤として認められています。現在もカナダ、オーストラリアなどの豊かな森林や自然を、環境に対する悪影響を与えずに守っています。
- 米国農務省.林業部認証:5100-304a
- カナダ航空標準搭載認証:CL215、CL415 機
- 全米防火協会規格・適合:NFPA1151、NFPA114
日本国内での使用実績は…?
平成10年5月21日午後1時頃発生した奈良の東大寺千手堂から出火した火災において、奈良市消防局はポンプ車20台を出動させクラスA泡を使用して火災を鎮圧しました。
-近代消防誌19988 月号より抜粋-
これが国内で初めて火災に使用された実績となりました。
仏像等が焼損から免れた事から、クラスA泡消火剤の効果が大きく注目されました。
以来国内で、数多くの消火現場での実績を得ています。